「映画」いかがでしたか?
いつも聴いてくださり、ありがとうございます。
2本の映画、ご存知の方いらっしゃいましたか?意外と、知らないという人が多いんです。ま、あの、スリルとか、ドキドキとか、そういうのとはまたちょっと違うので、あまり観ようとしないかもしれないなーなんて思ったりします。でも、私は大好きな映画です。
「レナードの朝」
『レナードの朝』は、医師・オリバー・サックス著作の医療ノンフィクション(1973年刊)。
また、そのノンフィクションを基にした舞台作品、映画作品。 ロバート・デニーロ/ロビン・ウィリアムズのW主演。1969年、人付き合いが極端に苦手なマルコム・セイヤー医師が、ブロンクスの慢性神経症患者専門の病院に赴任して来ます。そもそも研究が専門であり、臨床の経験が全くないセイヤーは、患者との接し方で苦労しますが、本来の誠実な人柄で真摯に仕事に取り組みます。
そんなある日、患者たちに反射神経が残っていることに気付いたセイヤーは、ボールや音楽など様々なものを使った訓練により、患者たちの特性を発見します。
ある日、セイヤー自身が立てた仮説に基づき、パーキンソン病の新薬を使うことを考えます。まだ公式に認められていない薬、レボドパではありますが、最も重症のレナードに対して使うことを上司のカウフマン医師とレナードの唯一の家族である母親に認めてもらいます。
当初はなかなか成果が現れませんが、ある夜、レナードは自力でベッドから起き上がり、セイヤーと言葉を交わします。30年ぶりに目覚め、機能を回復したレナードは、セイヤーとともに町に出ます。
30年ぶりに見る世界はレナードにとって全てが新鮮であり、レナードとセイヤーは患者と医師との関係を超えた友情を育みます。セイヤーの熱心な働きに共感した病院スタッフらの協力の下、他の患者たちにも同じ薬を使用することになります。全ての患者が機能を回復し、目覚めた患者たちは、さまざまな問題にぶつかります。
ある日、レナードは、父親の見舞いにやって来た若い女性ポーラと出会い、彼女に恋をします。そして病院から1人で外出したいと願いますが、医師団からまだ不安定だからと反対されます。これに怒ったレナードは暴れ出し、病状が悪化し始め、攻撃的になっていくのでした。
子供の頃から大人しい性格だったレナードの変貌ぶりに、レナードの母はショックを受けます。セイヤーの努力も虚しく、病状が悪くなる一方のレナードは、自分のような患者のために自分の姿をフィルムに記録するように、セイヤーに懇願するのでした。
そして遂に、レナードをはじめ、同じ薬を使った患者たちは全て元の状態に戻ってしまいます。一度は生き返らせ、ふたたび絶望させる結果になり、自分のしたことに疑問を感じ、罪悪感すら抱くセイヤーを、常に彼を支えて来た看護師のエレノアは優しく慰めます。
患者たちとの交流を通じて、生きていることの素晴らしさ、家族の大切さに気付かされたセイヤーは、これまで意識的に距離をとっていたエレノアとの距離を縮めます。セイヤーらは、その後も治療を続け、患者たちの状態が改善することもありましたが、1969年の夏に起きたような目覚ましい回復が見られることはありませんでした。
「マグノリアの花たち」(Wikipedia参照)
『マグノリアの花たち』(Steel Magnolias)はロバート・ハーリング(英語版)の戯曲で、アメリカ合衆国南部の小さな町を舞台に、固い絆で結ばれる女性たちの姿を描いた作品。
初演は1987年にオフ・ブロードウェイで上演され、それを原作とした映画が1989年に公開。
ここで言うマグノリアは、アメリカ南部を象徴する花木タイサンボクを指す。
舞台は小さな町の美容院、登場人物はそこに集まる6人の女性たちである。ウィザーとクレリーの友情、町の新顔で内気だったアネル、美容師トルーヴィと家族の関わり合い、糖尿病を患いながら命をかけて出産を決断するシェルビー、またその決断に複雑な思いを抱える母マリンといった女性たちが紡ぐ絆、友情の群像を描く。
映画は1989年に公開され、1990年に開催された第40回ベルリン国際映画祭のオープニング作品に選ばれた。
マリン サリー・フィールド
アネル ダリル・ハンナ
トゥルービー ドリー・パートン
クレリー オリンピア・デュカキス
ウィーザ シャーリー・マクレーン
シェルビー ジュリア・ロバーツ
この翌年、ジュリア・ロバーツさんは「Pretty Woman」で爆発的な人気と支持を得るのでした。
「レナードの朝」は、実話なんですよね。いうまでもなく、ロバート・デニーロとロビン・ウィリアムズという名優中の名優が演じていて、素晴らしい!これを観たとき、私は精神的に非常にしんどい時で、ボロボロ泣きながら観ました。生きるって大変なことだけど、奇跡なんだなと思ったり。何度も何度も観ました。何度観てもいい。本当に。ロビン・ウィリアムズの笑顔がなんとも温かい。そして、デニーロの重厚な存在感でありながら、そのものとしか思えない名演。感動する!
「マグノリアの花たち」は、サリー・フィールドの大ファンだったので、なんとなく手に取った作品でした。観てよかったと思った映画でした。どんなに辛くても笑いに変える仲間がいて、前を向いて生きていく力にものすごく感動しました。
どちらの映画も、本当に、観終わった後に、じわーっと生きていることの素晴らしさとか、人の優しさとか、命の大切さとかを感じます。
もしよかったら、U-NEXTなどでご覧いただければと思います。
あー、まだ話したい映画がある!また取り上げようかな笑!
ということで、ありがとうございました!
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